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ジョン・レノン命日 [ミュージック/オーディオ]

1980年12月のある日、私は大阪梅田の地下街を歩いていた。

ふと人だかりがしている、それも若い人が多かったので、何事かと見てみると号外を配っていた。

その大見出しには「ジョン・レノン」という文字。

自宅のアパートメントにヨーコ夫人と帰宅してきたところを、一人のファンによって殺されたというのだ。

さすがに驚いて、ジョン・レノンって、あのジョン・レノン?が殺された?と、にわかには信じられなかったのを覚えている。

この事件の少し前、長い休養期間を経てジョン・レノンは「ダブル・ファンタジー」というアルバムを出したばかりだった。

実はそれまでビートルズやそのメンバーのアルバムなど一枚も持っていなかった私が、初めて買おうと思ったのが「ダブル・ファンタジー」だったのだ。

この事件のあと、「ダブル・ファンタジー」は飛ぶように売れて、どのレコード店にいっても在庫がなくて結局手に入れることはできなかった。

このときはずいぶん残念な思いをしたが、もちろん今では普通にCDが発売されているし、私の場合、後に映画になった「イマジン」のサントラアルバムを買って、ビートルズ時代から「ダブル・ファンタジー」までのジョン・レノンの名曲を楽しんだものだ。

あの事件から早いもので30年、ビートルズ解散から40年、ビートルズデビューから50年という区切りの年。

昨年はビートルズの歴代のアルバムがデジタルリマスターで発売されたり、今年は青盤、赤盤がやはりデジタルリマスターで発売されるなど、ビートルズを巡る動きが今もなお盛んだ。

ビートルズはまさに時代を超えている。

ビートルズのアルバムが初めてCD化された頃、おおかたのアルバムを買ったのだが、まだ揃えないうちに年月がたち、ついに昨年のデジタルリマスター盤が出てからは、レンタルで聴いている。

White Album (Dig)

White Album (Dig)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI UK
  • 発売日: 2009/09/09
  • メディア: CD

Revolver (Dig)

Revolver (Dig)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI UK
  • 発売日: 2009/09/09
  • メディア: CD

Abbey Road (Dig)

Abbey Road (Dig)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 2009/09/09
  • メディア: CD

音楽の良さはいうまでもないが、新しいサウンドを追求する彼らのびっくりするようなアイデア、それを実現するための技術革新は歴代のアルバムを聴いていくとその進歩ぶりがわかる。

楽器しかり、レコーディング技術しかり、その最たるものがマルチトラックレコーダーといえるだろう。

1950年代は1トラックのモノラル、60年代になって2トラックのステレオがようやく一般的になったが、ビートルズはこれを1トラックずつ録音して音を重ねた。

それが4トラック、8トラックとなり、作品を経るごとに重厚なサウンドになっていき、どれもがビートルズサウンドになった。

この陰には、研究者、技術者たちの見えない努力があり、それがビートルズを支えたといってもいい。

解散を控えた「Let It Be」で、メンバー間の確執が浮き彫りになり、バンドとしてのまとまりもなくなったのが音から感じられるのは、当時最高の技術によってその空気までも如実に伝わってくるからかと考えると皮肉なものだ。

そして4人でレコーディングした最後の「Abbey Road」は音楽面でも技術面でもビートルズのすべてが凝縮されたアルバムで、今聴いてもすばらしい。

ジョン・レノン、生きていれば70歳。


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